ミステリー

読書 古代史はどうして謎めくのか

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これまで読んできた反藤原史観による古代史疑問点を一覧表にしたような本

73個の論点について、それぞれ通説への疑問点(謎)と、反藤原史観に基づく解答らしきものを提示している

この解答らしきものを組み立てれば、反藤原史観による古代通史を描けるのだが、それは読者の楽しみとして、とっておいてる感じ

よく図書館の推理小説の本で、しばらく読んだあたりで「犯人はこいつだ」と書き込んであるイタズラがあるらしいですけど、いきなり犯人を明らかにしちゃっては、推理小説の楽しみが消えますからね

逆に、最初に本書を読めば、読者は更に個々の論点を突っ込みたくなって、それぞれに該当する本を買って、反藤原史観の世界に引きづりこまれていく可能性大

歴史書の売り方としては、上手なマーケティングかもしれません

(^_^;)

内親王会議

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小室圭にも多少の違和感はありますが、最大の問題は母親の小室佳代でしょう

このオバサン、危ない新興宗教の教祖みたいな、変なオーラを出しまくってる

何とも言えぬ不気味な感じがして、こんな人が将来、陛下の親戚になるのは、日本国民の一人として絶対に避けたいです!

それにしても女性の存在感があり過ぎて、男性(陛下、秋篠宮、小室圭)の影が薄すぎる~

((((;゚д゚))))

 

「今年に入り、愛子さまと佳子さまが共にランニングをされている光景をよく目にするようになりました。

お二人は女性皇族方のなかでも大の仲良しで知られています。

新型コロナの影響で遅れてはいるものの、皇居の改修工事が終わり次第、愛子さまは赤坂御用地から引っ越されます。このように気軽に会える時間も残り少なくなってきました。

名残惜しさを噛み締めながらランニングされているものと拝察いたします」(赤坂御用地関係者)

一方、眞子さまの姿を見る機会は少ないのだが、先日は珍しく三内親王で御用地内を散歩していたという。

「過日、めずらしく眞子さまがご自宅から出てきまして、愛子さま佳子さまと三人で、とても仲睦まじそうに御用地を散策しておられました。三内親王が気兼ねなく集まれるのもあと少しかと思うと、心を突くものがります。

ですが途中、佳子さまが突然、眞子さまと愛子さまを引き離すかのように間に割ってはいりました。

その後、眞子さまは足早にご自宅に…。

遠くからだったため何が起きたのかはわかりませんが、ただならぬ気配を感じました」(同前、赤坂御用地関係者)

はたして何が起きたのであろうか?

三内親王のあいだで起きたトラブル。

その真相を解き明かすカギを、秋篠宮家のオクに通じる関係者は教えてくれた。

「眞子さまと佳子さまが口論されているときがありました。

 佳子さまは

あの件で、愛子ちゃんと雅子さまは関係ないでしょ?』

『巻き込むのはおかしい!』

『秋篠宮家のを広めないで!』

と大変強い口調で仰っていました。

話を総合するに、膠着状態にある眞子さまの結婚問題について、雅子さまからの後押しが欲しいことを、眞子さまが愛子さまを通じて依頼されたのではないでしょうか? 

つまり、雅子さまから結婚許可を公にして欲しいと、愛子さまを通じて依頼したのでしょう」(秋篠宮家関係者)

思えば眞子さまと小室圭さんの結婚に“ご裁可”を与えたのは、上皇ご夫妻であり、御代替わりとともに“ご裁可”も無効になったとの見方も強い。

今回の動きについて、元宮内庁職員の小内誠一さんに話を伺った。

「ご裁可そのものがハウスルールなので、何か法的拘束力があるわけではありません。

ですが、皇室内において“ご裁可”は決定的な意味を持ちます。

これまで“ご裁可”が覆った例もありますが、先代が下したものを、次代が取り消した先例はありません。

眞子さまとしては、先代のご裁可の効力が今も続いていることを明確にするために、愛子さまや雅子さまに近づき、新たに“ご裁可”を下していただきたいと懇願したとしても奇異なことではないでしょう。

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なにより今月11日に紀子さまが54歳の誕生日にあわせて発表した文書では

『長女(眞子さま)の気持ちを

 できるだけ尊重したい』

親の情を滲ませましたが、『できるだけ』という5文字が入っています。

現状でそのまま両親が結婚をお認めになる可能性は低い。

なので、やはり天皇家の後押しが欲しいというのが眞子さまの本音でしょう」(小内誠一さん)

はたして眞子さまの依頼を受け、今上陛下や雅子さまが何らかのコメントを発表する可能性はあるのだろうか?

さる宮内庁関係者は次のように断言する。

「天皇陛下も雅子さまも“大人”です。

 秋篠宮家が結婚を強行されれば、何らかの形で祝辞は述べられるでしょう。

 ですが、眞子さまの“お気持ち発表”よりも前に、何かコメントを発せられることはないでしょう」(宮内庁幹部)

 

伊勢谷友介 大麻事件続報

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 資金繰りが悪化していたとすると

  裏金融の暴力的な取り立てに追われ

 自分でタレコミして警察に逃げ込んだ

  という筋も考えられますね

コンクリ詰めにされて東京湾に沈むより

拘置所の中の方が安全かつ快適ですからね  (^_^;)

 

9/8、大麻取締法(所持)違反の疑いで逮捕された俳優の伊勢谷友介容疑者(44)。

東京都目黒区の自宅のリビングからは約20gの乾燥大麻が発見され、

「自分が吸うために持っていた」

と容疑を認めている。

「乾燥大麻20gは、約40回ぶんの使用量とされています。

 巻紙500枚も見つかっており、常習性は明らかでしょう」

(警視庁担当記者)

映画出演を中心に、俳優活動をおこなっていた伊勢谷容疑者。

一方で、2008年に「リバースプロジェクト」事業を立ち上げ、のちに会社化し、自身が代表者を務めるなど「経営者」としての一面も持っていた。

伊勢谷容疑者の「リバースプロジェクト」は、“人類が地球に生き残るために” をテーマに社会貢献活動をおこなうものだったが、「会社はギリギリの状態だった」と芸能関係者は話す。

「環境をテーマにしたアート作品を作ったり、農作物、工芸品などに手を出していましたが、事業は “持ち出し” ばかりだったようで、ビジネスとしては成り立っていませんでした。そのため逮捕前、すでに同社には数千万円の負債があり、伊勢谷容疑者本人が個人保証していたようです」(芸能関係者)

俳優活動で得た収入も、ほとんど手元に残っていなかったという。

「彼の個人資産は、自宅マンションと車ぐらいです。

 貯金も、ほとんどないと聞いています」

 (伊勢谷容疑者に近い関係者)

そして「金欠」は、常習していた大麻の入手にも影響を与えていたようだ。

「数年前から、伊勢谷容疑者は複数の馴染みの売人に大麻を手配してもらっていました。周囲は『いつか健康被害が出るんじゃないか……』と心配していました。

 というのも、粗悪大麻ばかり買っていたようで、しょっちゅうひどい “キマり方” をしていたんです。

 こだわりがないのか、お金がないからなのか、伊勢谷容疑者は『1円でも安い大麻を売ってほしい!』と売人に持ち掛けていました」(伊勢谷容疑者の知人)

逮捕直前の9月5日まで、出演ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)が放映されていた伊勢谷容疑者。

映画も5本の出演作が控えている。

ドラマのソフト化や映画公開に影響があれば、違約金の発生は避けられない。

伊勢谷容疑者の所属事務所は、親族が経営している “個人事務所” で、総額10億円近いともいわれる違約金の支払いは、

「彼の資金繰りでは、まず難しいでしょう」

 (前出・伊勢谷容疑者に近い関係者)

という。

 

竹内麻理亜 遺体と対面

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刑罰を軽くするための演技にしか見えない

直射日光のクルマの車内は すぐ高温になる

ついうっかりの30分でも危険です

15時間というのは殺意を感じます

 (T_T)

 

高松市で乗用車に約15時間置き去りにされた女児2人が熱中症で死亡した事件。

保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の無職、竹内麻理亜(26)。

竹内麻理亜の勾留の一時停止を高松地裁が認めていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。

勾留を一時的に解かれた竹内麻理亜は弁護士に付き添われ、葬儀前の遺体と対面した。

捜査関係者によると、竹内麻理亜が対面を望み、勾留停止を要請。

地裁は7日付で3時間の停止を認めた。

勾留の一時停止は、容疑者や被告が親族の葬儀に出席したり、出産したりする目的で認められることが多い。

今回のように容疑者と被害者という関係で許可されるケースは珍しいという。

 

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クルマ内部が高温になって

しかも中に人や動物がいる場合

警報が鳴るように出来ないのかなぁ

技術的には簡単だろうけど

万一の場合の責任関係が複雑になるので

自動車メーカーが尻込みしてるのかも

(;´Д`)

 

小室佳代の叫び声

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「朝8時ごろでしょうか、小室佳代一家が住むマンションの一階から

 

『うおおおぉおお!

 勝ったぁああああ!』

 

 という大きな叫び声が聞こえました。

 あれは小室佳代の声で間違いありません。

 ちょうど朝のテレビで、紀子さまの誕生日文章の件を

 放送していましたので…まさに秒速ですね。

 あんなに大きな声なら、皇居まで届いたかもしれませんね(笑)」

 (マンションの住民)

また小室佳代の親友で、圭さん祖父の遺産相続について代理人も務めたこともある人物も次のように語る。

「小室佳代から朝に電話がありました。

『紀子さまがようやく結婚を認めてくれました。

  400万円はもう終わったこと。

 この冬には眞子さまと圭を、

 堂々と結婚発表させます!』

 と喜んでいましたね。

 どうやら紀子さまが誕生日の文章で

『長女の気持ちをできる限り尊重したい』

 と発表したことを、結婚容認と受け取ったようです。

 まだまだ問題が残っているようですが、

 皆が幸せになることを祈っています」

 (小室佳代の親友)

 

眞子さまの想いは“立皇嗣の礼”の後、今年中に発表される見込みだ。

 

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代理ミュンヒハウゼン症候群

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 子どもへの実害は少なそうですが

  何やら心の闇を感じさせる

 不気味な事件です  ((((;゚д゚))))

 

生後2カ月の長男の口に何者かの血液を含ませて嘔吐させたとして、大阪府警捜査1課は8日までに、傷害の疑いで、大阪市住之江区新北島、母親のアルバイト井田莉歩(23)を9/7に逮捕した。

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井田莉歩は

「血液を注入するようなことはしていません」

と容疑を否認している。

大阪府警は虐待の可能性が高いとみている。

井田莉歩の逮捕容疑は、2月中旬と3月上旬、大阪市の病院の病室で、入院中の長男の口に誰のものか分からない血液を含ませ、吐かせた疑い。

長男の命に別条はない。

子どもを病気にして自分に注目を集めようとする代理ミュンヒハウゼン症候群の疑いもあるとみて、慎重に調べる。

* * * * * * *

代理ミュンヒハウゼン症候群

ミュンヒハウゼン症候群と同じく、周囲の関心を自分に引き寄せるために、ケガや病気を捏造する症例だが、その傷付ける対象が自分自身ではなく、身近の者に代理させるケースをいう。

症例は子を持つ母親に多く見られ、その傷付ける対象の多くは自分の子である。

懸命または健気な子育てを演じて、他人に見せることによって周囲の同情をひき、自己満足することも挙げられる。

多くの場合、傷害対象は自らの子や要介護者であるため、児童虐待、高齢者虐待、障害者虐待と同列に挙げられる。

しかしながら傷害行為自体は患者の目的ではなく、手段として傷害行為に及び、自分に周囲の関心を引き寄せることで、自らの精神的満足を他者から得ようとしているものである(共依存)。

子が患者の傷害の対象である症例では、患者は傷害を目的として行っているわけではないとはいえ、行為が反復・継続し、重篤な傷害を負わされる危険がある。

 

逮捕 伊勢谷友介

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 超イケメン 藝大現役合格  NY留学経験

  運動神経抜群 煌びやかな経歴 独身

 なんで麻薬なんかに?

  これが心の闇というもの?  (・_・?)

 

伊勢谷友介(いせやゆうすけ、44歳、1976年5月29日生まれ )は、日本の俳優、映画監督、美術家、実業家。

リバースプロジェクト所属・同代表。「Loohcs」発起人。

東京都目黒区出身。京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、同大学院美術研究科修士課程修了。

初めファッションモデルとしてデビューし、その後は主に俳優として活動している。

12歳から英語教室に通っていたほか、大学4年生時にはニューヨーク大学に短期留学して映像を学んだこともあり、英語での演技も評価されている。

幼少期を北海道函館市(五稜郭町)で過ごした。

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父親は洋服の仕立て屋(テーラー)で、異母兄にはデザイナー・山本寛斎がいる(兄弟ではあるものの伊勢谷は父親が53歳9か月の時の子であり、山本とは30歳以上年が離れている)。

母子家庭で育ったが、母親は大変教育熱心で、「私はあなた達には学歴しか残す事ができない」と言われたという。妹がおり、妹も海外の大学に留学した。

子供の頃から絵を書くことが得意で、東京藝術大学に現役合格して進学。

デザイナーである石岡瑛子や兄・山本の影響もあり、当初はファッションデザインの道に進もうと考えたが、同校では映像について学んだ。

また学生時代については、3浪・4浪が当たり前の芸大出身ということもあり、同学年は年上の人間ばかりだったと述懐している。

運動神経も抜群。学生時代は水泳のインストラクターをしており、子どもたちにかなり懐かれていた。

大学在学中の1996年(平成8年)、モデルとしての活動を開始。

以後、CM・雑誌、ファッションショーなどに出演、ファッションブランド 「プラダ」のミラノコレクションにも参加した。

また同年、『天使の涙』のプロモーション番組 『地球に落ちてきた天使』に、金城武と監督のウォン・カーウァイとともに出演した。

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翌1997年(平成9年)、藝大メンバー3人で結成したアーティストグループ『カクト』の活動を開始した。

さらに1998年(平成10年)、『ワンダフルライフ』(公開は1999年(平成11年)で映画初出演している。

2002年(平成14年)には、初監督作品『カクト』が劇場公開された。

2008年(平成20年)より、「リバース・プロジェクト(Rebirth Project)」の活動を開始。

2009年(平成21年)、NHKのスペシャルドラマ『白洲次郎』の三部作に、テレビドラマ初出演した。

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翌2010年(平成22年)、NHK大河ドラマ『龍馬伝』の高杉晋作役に抜擢され、第三部より出演。

この年の第61回NHK紅白歌合戦の審査員にも選ばれている。

翌年2月に公開予定の映画『あしたのジョー』の力石徹の役作りのために、3か月以上にもおよぶ過酷なトレーニングを行い、体重を67kgから57kg・体脂肪率を15%から3 – 4%へ減量して撮影に臨んだ。

2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に際しては自ら「元気玉プロジェクト」と題する復興支援を積極的に行い、その一環として福島第一原子力発電所事故でできなかった福島県相馬郡飯舘村の子供たちの卒園式・卒業式の開催を企画・実施するなどしている。

2017年(平成29年)、宮藤官九郎脚本のテレビドラマ『監獄のお姫さま』で民放の連ドラに初出演を果たす。

2020年9月8日、警視庁に大麻取締法違反容疑で逮捕される。

 

 

▼昨年の動画

 

読書 不幸になりたがる人たち

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著者は都立松沢病院の精神科医

著者自身が前書きで「読後感は気分の悪いものになるであろう」と予言している

それは目が覚めたときに枕をひっくり返したら、枕の下に大きなムカデ(ゴキブリでもいい)を発見したような不快感だと著者は言っている

自殺、心中、自己破壊(肉体、精神)、殺人、死体損壊、放火、ストーカー等々、いろいろと常軌を逸した人々の、実にグロテスクな事例と、その背後にあるであろう「心の闇」が提示されている

しかも本書は、それらの人々の「心の闇」には、著者自身と共通のものがあるのだ、だからグロテスクに感じるのだと主張している

つまり、この本を読んでいる読者にも、共通のグロテスクな深層心理があるのだと暗に示唆している

シロアリに食い荒らされてボロボロになった家でも、崩壊する直前までは誰も気付かず、普通の家として見られている

人の心もこのようなもので、たとえ崩壊寸前であっても日常生活は普通に送れるのが、人間精神の「普通」なのだと著者は言う

そして、だから人の「心の闇」は恐ろしいのだと言う

その恐ろしさは、自分の心の中にも同じ闇が潜んでいることへの自覚によるようだ

副題にあるような、自虐指向とか破滅願望という言葉はよく目にするが、そのリアルな姿を見せつけられると、確かに余り気分の良いものではない

しかし、非常に興味を惹かれるのは、それが「他人事ではない」ことを深層心理が自覚しているからかもしれない

世の中には、猟奇的な事件を専門に扱っている雑誌や書籍が少なくないのも、そのせいだろう

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最近でも、SNSにおける匿名の誹謗中傷にさらされていた最中に自殺した22歳のスポーツ選手(木村花さん、→)について、「だからSNSの無責任なコメントは法的に取り締まるべきだ」といった主張がなされている

別にSNSの誹謗中傷を擁護するつもりはないが、「誹謗中傷→自殺」という因果関係を当然のことのように報道しているマスコミの論調には、思考停止のようなものを感じる

人間とは、赤の他人からの誹謗中傷だけで自殺するほど、そんなに弱い生き物なのだろうか?

自殺という具体的な行動の背後には、周囲からは計り知れない「心の闇」や心理的に微妙なバランスがあり、それを多少でも理解するカギを、本書は含んでいる

こんなことを言えば、それは心の強い人間の暴論だ、などと鬼の首を取ったように非難(誹謗中傷)する「正義の人」が、ウジャウジャわいて出るのが予想されるけどね

とにかく現在の日本では、自分を被害者の立場に置けば「絶対善」であって、これに反論することは絶対に許されないような歪んだ空気があるように感じる

それは、被害者であることに対する依存症のようなものであると本書は指摘する

(^_^;)

 

読書 壬申の乱の謎

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引き続き、反藤原史観の古代史を読む

壬申の乱がテーマなので、天武天皇の出自を細かく追ってゆくことで、天武と出雲系、つまり蘇我氏や尾張氏との関係を明らかにしてゆく

出雲と東国には、深い関係がある

当時は陸上交通が貧弱で、海の道こそが幹線交通だった

山陰地方の出雲は海の道を通じて、北陸地方や越の国(新潟)方面と深くつながっていた

大和朝廷内部でも、出雲系の蘇我氏や尾張氏が東国経営を任されている

壬申の乱の背景には、当時の東アジア情勢における大和政権内の外交政策の対立があった

天智系(九州系):対百済外交を重視

天武系(出雲系):唐や新羅を含む多方面外交

現在の日本における、対中韓重視派(野党、マスコミ)と対米欧重視派(政府、国民)の対立によく似ている

(^_^;)

読書 大化の改新の謎

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いわゆる反藤原史観シリーズの1冊

反藤原史観というのは、要するに

1)3世紀に始まる大和朝廷は、日本各地の豪族が平和的に結びついた連合政権だった(大和=大きな平和)

2)7世紀に政権内の争いが激化した

3)藤原系(九州系・天智系)の始祖・藤原鎌足が、中大兄皇子(天智天皇)と組んで、暴力的なクーデター(乙巳の変・大化の改新)で、当時の権力者・蘇我入鹿(聖徳太子)を殺害し、主導権を奪取した

4)藤原鎌足は、朝鮮半島で滅亡した百済王朝の、日本に亡命した王子だった可能性がある

5)二代目・藤原不比等が、正史(日本書紀)を編集し、その中で反藤原系(出雲系・天武系)を抹殺した

6)藤原系は、明治維新まで名門貴族として、日本史の表舞台で活躍した

7)しかし、反藤原系の勢力も消えておらず、日本史の裏舞台で暗躍を続ける

8)藤原系は、聖徳太子や長屋王などの怨霊によるタタリを恐れて、反藤原系をまつる神社仏閣(出雲大社、法隆寺など)を、異常なほど大切に扱っている

9)これらは天皇家の正統性に関わるので、日本の歴史学会も、俄かに認めることが出来ずにいる

というようなことになる

まさに壮大なミステリーであって、興味は尽きない

(^_^;)

 

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▲乙巳の変(大化の改新)のクーデター実行場面

蘇我入鹿(聖徳太子)のが飛んでいる

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▲かつてお札の顔になっていた藤原鎌足

反藤原史観によると、鎌足は聖徳太子を暗殺したテロリストかもしれない

クーデターは成功すれば革命となり、首謀者は権力を握り、英雄になる

((((;゚д゚))))