とっくりマナー
「酒匠研究連合会」って
何となく胡散臭いなぁと思ったけど
ちゃんとホームページもありました (^_^;)
とっくりは注ぎ口と反対側から注ぐのがマナー?と数日前からインターネットで話題になっている。
その理由も様々で、あえて反対から注ぐことにより注ぎ口に塗ってある毒を回避するからというものや、注ぎ口が上になっていることから宝珠に見える、注ぎ口は縁(円)の切れ目があるから失礼など様々な理由が挙がっている。
そんな注ぎ口と反対側から注ぐというマナー講師撲滅用とっくりを作った人が現れた。
注ぎ口が1箇所ではなく、3箇所になっていることによりどちらからでも注げるというデザイン。
あえて注ぎ口を無視して注ごうものなら2つの注ぎ口に別れて出てしまいテーブルを汚すという仕組み。
制作者はTwitterに「これはジョークグッズなんですけど真面目な話、結構激おこ案件なんですよね。徳利の注ぎ口は使い手に気持ちよく使って頂きたいという親切心から付けるんです。全く理にかなわないマナーで作り手の善意踏み躙るのやめませんか?」と今回のマナー問題を指摘。
このマナー講師撲滅とっくりは瞬く間に大拡散しもの凄い反響を呼んでいる。
元々今回のマナーはテレビで紹介され、その後ネットでつい先日再び似話題になった。しかし注ぎ口の存在しないとっくりも存在することから疑問視されてきた。
このことが紹介されたのはテレビ朝日系の
『とっくり 日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越感』
という番組で、8月16日に放送された回に注ぎ口から注ぐのは縁起が悪いと紹介。
番組では日本酒サービス研究会酒匠研究連合会の専務理事が
「縁(円)の切れ目や角が立つで、縁起の善し悪しではやめた方がいい」
として
「もちろん注ぎやすさで作っているが、縁起が良いか悪いかで言うと冠婚葬祭などの厳粛な場では知っておいた方がいい。逆に知っておかないと変人扱いされる!」
とまで言い切った。
これにスタジオは騒然となった。
パタリロ100巻
愛読書です 91巻まで読んだ
いつ終わるのか分からない
人生の友 のようなマンガ (^_^;)
ギャグ漫画『パタリロ!』の作者・魔夜峰央氏(65)が1日、都内で行われたトークイベントに出席。
連載40周年&コミックス100巻発売を記念して開催されたもので、病気やスランプを乗り越えて執筆した思い出を振り返り、老いを感じながらも「目指すは200巻!」と今後の創作活動に意欲を見せた。
また、2019年に公開される実写映画の予告編も初解禁され、会場を盛り上げた。
1978年11月20日に『花とゆめ』(白泉社)で連載が始まり、テレビアニメや舞台化もされた同作は、マリネラ王国国王のパタリロ・ド・マリネール8世(通称:パタリロ)が周囲を巻き込んで起こす騒動を描いた物語。
複数の雑誌に同時連載していた時もあったが、現在は『マンガPark』で連載中で、82年にテレビアニメが放送、16年と18年に加藤諒主演で舞台化もされた。
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ホテル予約サギ?
ホテルをネット予約する人にとって
背筋が寒くなるような話です ((((;゚д゚))))
日本中のホテルの予約担当者に緊張が走っている
海外大手宿泊サイトが、年末年始が既に満室のホテルを「一室のみ在庫がある」と偽って販売している事案が全国で発生しているからだ。
該当の宿泊サイト(以下、サイト)と未契約のホテルであろうがお構いなしに勝手にプランを作られかなりの高額で販売されていることから、自分のホテルもターゲットにされていないか確認に追われている。
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芝離宮夜会
辻元清美と関西生コン事件
逮捕された関西生コンのドン武建一 関西生コンとズブズブの辻元清美・立憲民主党
日本社会の最も腐敗したダークな部分ですが
これを徹底的に解明してスッキリさせないと
日本の戦後は終わらないような気がします (^_^;)
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月5日放送)に、ジャーナリストの須田慎一郎氏が出演。
関東地方では余り報じられていない関西生コン事件について解説した。
この夏、滋賀県内の倉庫建設工事をめぐる恐喝未遂事件で、関西の生コン業界のドン・武建一が逮捕されたが、これに凍り付いたのが、辻元清美(立憲民主党)などの反日野党議員たち。
実はこの関西の生コン業界のドンが、辻元清美(立憲民主党)など、さまざまな反日野党議員たちを支援していたということで、あまり報じられていなかった。
須田慎一郎が解説する。
飯田)先週リスナーの方からメールが来ました。「辻元清美(立憲民主党)と関西生コンのズブズブの関係について、関東ではぜんぜん話題になっていません。解説をお願いします」と。
エンディングで予告した後に心配するTwitterも来ていて、きょうも「これを特集して番組が何もなければいいけど」とあります。
須田)この話題、関東でメガメディアはまったく報じていません。関西でもほとんど報じられていません。
フジテレビ系列の関西テレビは、腹が据わっていて、しっかり報道しました。
NHK(日本反日協会)はサラッと流し、他のメディアにいたっては、辻元清美(立憲民主党)と関西生コンのズブズブの関係について、まったく触れていません。
須田)これはけっこう大きな問題です。
そもそも8月28日に滋賀県警の、普通なら暴力団を取り締まる組織犯罪対策課が、この事件を取り扱ったのが大きなポイントです。
滋賀県下で倉庫工事をやっていて、そこに生コンクリートを納入していた商社に、関西生コンから「ウチから買うニダ!」と圧力をかけた、ということで威力業務妨害罪で逮捕されたのです。
しかし、これだけでなく、その後は大阪府警警備部(公安)が逮捕に至った。
これ以外にも、京都府警も家宅捜査などの強制捜査に乗り出していて、奈良県警も同様です。
近畿2府4県内の、兵庫と和歌山を除く4府県がすでに動いているのです。
問題となった関西生コンの正式名称は「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」です。
2つポイントがあって、1つは「労働者の産業別組合」です。
もう1つは、これ以外に「協同組合」を組織していること。
生コン業者というのは中小業者で、コンクリートメーカーからコンクリを買い、それを生コンクリートにして水を加え、攪拌(かくはん)して、砂を加えて建設現場で使える状態にする。
そして生コンをミキサー車に乗せて、各工事現場へ運んで行く。
それを作っている中小業者の組合を組織して、統括していたのが今回逮捕された、生コン業界のドンと呼ばれる武建一です。
須田)組合員は労働争議を起こすのです。
そこへ行って団体交渉を要求して、出て行こうとしているコンクリートミキサー車を暴力的に止めるのです。
これは意外に知られていないのですが、生コンの寿命はわずか90分で、すごく短いのです。
だから、現場近くに生コンを作る工場がないと間に合わず、中小業者が多い。
生コンの出荷を関西生コンに暴力的に妨害されると、業者としては非常に困ってしまうのです。
飯田)ミキサー車がグルグル回っている内部で、生コンが固まってしまうのですね。
須田)その弱みにトコトンつけ込んだのが関西生コン!
だから、生コン業者は仕方なく、関西生コンに何らかのカネを払い、暴力的な妨害を解決するのです。
これは現在の日本の法律がおかしいのですが、労働争議となると警察が及び腰なのです。
そこで仮に暴力事件があったとしても、「組合活動だから」という大義名分で、これまで刑事事件としてほとんど立件されなかった。
そこにつけこんでボロ儲けしてきたのが、関西生コンの武建一です。
今回、武建一など関西生コン幹部を逮捕に漕ぎ着けた最大の理由は、「組合員がいない」からです。
大阪では特に典型例で、「組合員がいないにも関わらず生コンの搬出妨害していた」ということで逮捕になりました。
飯田)組合員のいない会社に行ったのですか?
須田)行って、「ウチから生コンを買うニダ!」と脅迫する。
飯田)そうなると、労働争議以前の明白な犯罪行為になるわけですね。
須田)あるいは「関西生コンの会員になるニダ!」とか脅迫する。
関西生コン協同組合に入ると、生コンを業者が売るたびに。1立方メートルにつき数百円の上納金を関西生コンに払わなければいけない。
関西生コンは労働組合とは名乗っていますが、実態は暴力団です。
だから警察の組織暴力対策課が動いたのですよ。
須田)実は2つ大きな問題があります。
1つは、このような法を逸脱した暴力団まがいの労働組合である関西生コンから、非常に親密な関係を結んで政治献金を受け取っていた、卑劣な反日国会議員がいることです。
その最右翼にいるとされているのが、立憲民主党の辻元清美(立憲民主党)です。
辻元清美(立憲民主党)は確認できた段階でも昨年の関西生コンの旗開き、つまり新年の仕事始めに行き、満面の笑みで挨拶して、捕まった武建一被告については「大阪のお父ちゃん」と呼んでいる、非常に親しい状況です。それが1点目。
もう1つは、暴力団とのつながりです。
飯田)暴力団ともつながりが?
須田)先述した関西生コンが労働組合運動活動をしてお金を集めた資金が、どこに使われたかについて、決算報告書がまったく支離滅裂で、監査不能に陥っています。
公認会計士を入れて監査していますが、監査不能とか、そういう結論しか出ていない。
だから国税がこの辺にはちゃんとメスを入れないとダメだと思います。
「その辺の関西生コンのカネが暴力団に」という疑惑がある以上、キチンと決算・監査をやるべきです。
立憲民主党など反日野党にも、関西生コンの汚いカネが流れている、そんな可能性があります。
飯田)「いま表に出ていないカネ」だけでも疑われる部分がありますが、監査できないとはすごいですね。
須田)警察のやるべき役割は、徹底的な資金使途を、きちんと洗うことだと思います。
恐らく、今後は京都府警や奈良県警も、関西生コンを事件化しますからね。
ただ、辻元清美や立憲民主党の野党の反日国会議員たちは、必死になって捜査妨害に動いています。
私の聞いたところでは、辻元清美(立憲民主党)など関係する反日政治家が、警察に顔が効く国会議員に、必死になって頭を下げているとも聞いています。
そういう卑劣な政治取引はせずに、キチンと事件化すべきことは事件化すべきだと思います。
飯田浩司のOK! Cozy up! FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00
神宮外苑の紅葉
訃報 勝谷誠彦
28日に死去した、コラムニストの勝谷誠彦さん(57)。
突然の訃報に、勝谷さんを知る芸能界や文学界の関係者から惜しむ声が相次いだ。
「柔らかいものから硬いものまで、何でも書ける。
彼に任せておけば大丈夫という安心感もある、
優秀な書き手だった。早すぎる」
勝谷さんの文芸春秋記者時代の上司で、30年来の親交がある「月刊Hanada」編集長の花田紀凱(かずよし)さんは死をいたんだ。
平成元年に発覚した女子高生コンクリート詰め殺人事件。
週刊文春は、加害者少年たちの実名報道に踏み切り、大きな議論を巻き起こした。
取材したのは勝谷さん。被害者が置かれた悲惨な状況に触れ、実名での報道を強く訴えたという。
▼亡くなる数日前の画像
8: 2018/11/28(水) 11:14:13.90 ID:OXOf5t5Aa
肝臓やられるとこんななるんか
12: 2018/11/28(水) 11:14:43.09 ID:8+wajclcd
別人やんけ
13: 2018/11/28(水) 11:14:52.10 ID:WzhN5SzA0
「腹痛と膨満感で、3分ほども座ってられない」「まえ屈みだと、右脇腹に激痛が走る」などとつづり、緊急入院。
アルコール性の劇症肝炎と診断された。
22: 2018/11/28(水) 11:16:05.61 ID:7VmujXdtp
真っ黒やんけ顔
23: 2018/11/28(水) 11:16:09.05 ID:kB3U67xVa
アル中ってなんで顔とか目の周りとか黒くなるんや?
33: 2018/11/28(水) 11:17:07.92 ID:Wqb1Uzor0
>>23
肝機能が低下するからやろ
139: 2018/11/28(水) 11:28:16.59 ID:rKNOEi8ad
>>23
老廃物や毒素を処理しきれなくて汚い血が体をめぐるから皮膚の薄い部分が黒ずむ
27: 2018/11/28(水) 11:16:30.84 ID:CCOtCLEN0
顔が見事な土気色やな
31: 2018/11/28(水) 11:16:56.95 ID:L/0Hpx7i0
こんな色になるんやな‥‥
酒は怖いな
41: 2018/11/28(水) 11:18:23.44 ID:uw58Ham+p
うわぁ、体大切にしよう
42: 2018/11/28(水) 11:18:57.35 ID:p6oNvZO20
これひとごとじゃないのが怖い
酒好きは誰でもこれになる可能性があるからな
44: 2018/11/28(水) 11:19:28.38 ID:tY4/bZkwd
加藤浩次「お酒ですよねえ。お酒が悪いというわけではないですけど」と言うと、評論家の宮崎哲弥氏は「敢えて勝谷誠彦風にコメントするとするならば、酒をずっと飲み続けて、自死に近い死だったと思う」
61: 2018/11/28(水) 11:21:06.52 ID:JZcUbi6p0
ずっと好きなことして亡くなったんだから本望だろ
65: 2018/11/28(水) 11:21:15.88 ID:XRAxbVqJ0
この前までスッキリでコメンテーターやってたのに
71: 2018/11/28(水) 11:21:36.69 ID:Ee5ot6N6d
医者に止められても激痛走っても飲み続けたんやろうな、あの性格で家族も切り離してるんじゃ止める人居ない
73: 2018/11/28(水) 11:22:17.17 ID:/o+Lr3mk0
選挙のときに会ったが周りの50代中盤に比べたらかなり老けてた印象
156: 2018/11/28(水) 11:29:40.37 ID:NfwIWaCwp
アルコールの飲み過ぎはホンマアカンで
自殺してるのと同じやで
中島らもさんを 思い出します (T_T)
「ピー」が気になる方はコチラ (^_^;)
アル中(アルコール依存症)をテーマにした文学作品として
中島らも『今夜、すべてのバーで』 は なかなか楽しめるなぁ~
と思います (本当は笑い事じゃないんだけどね) (^_^;)
豊胸術で合併症の被害
ジェル状充填剤を乳房に注入する豊胸術を受けた女性に合併症の被害が相次いでいる問題。
形成外科医らでつくる日本美容外科学会(JSAPS)は27日、厚生労働省で記者会見し「施術を受けた患者は専門の医療施設で健康診断を受けてほしい」と呼び掛けた。
人体に吸収されない充填剤は豊胸術に使うべきではないとの見解も発表した。
美容外科、高須クリニックの高須克弥院長(73)は自身のツイッターでこのニュースを取り上げ、
「(後進国の)韓国ですら、禁止している。
日本は早くやめて。恥ずかしい!」
と訴えた。
豊胸術の被害について、JSAPSが今年6~7月に形成外科医らを対象にしたアンケートで、回答した132人の半数超が感染症などの被害患者を診たと回答。
チェコ製充填剤「アクアフィリング」注入による被害が多かったことが分かっている。
タトゥーは是か非か?
不快感とか好き嫌いって、なかなか論理的にスパっと説明できないですよね。
ヘビが嫌いな人は多いですが、好きな人もいます。
なぜヘビが嫌いか、ヘビ好きの人が納得するように、きちんと論理的に説明できますか? (^_^;)
日本でタトゥー(刺青〈いれずみ〉)を入れるのはタブーなのか?
タレントのりゅうちぇるさんをめぐる騒動を受けて、みなさんから多くの意見が寄せられました。
一方、タトゥーの彫り師が医師法違反の罪に問われた裁判で、大阪高裁は今月、逆転無罪の判決を下しました。
反響を紹介しつつ、タトゥーについて改めて考えます。
医師免許なしで客にタトゥーを彫ったとして、医師法違反の罪に問われた彫り師の男性の主任弁護人・亀石倫子弁護士に聞きました。
りゅうちぇるさんの騒動を見て、タトゥーはいま過渡期にあるんだと思いました。
日本ではヤクザ映画の影響が大きくて、刺青=ヤクザ。飛脚とか火消しとか、ふんどし一丁で働く人が江戸の町で人気を博したという歴史もあったのに。
いまはまだ、ネガティブに受け止める人のほうが多いようです。
医師法違反の裁判でもそう感じました。
昨年9月の大阪地裁判決は職業選択や表現の自由、タトゥーを入れたい人の自己決定権といった主張に正面から向き合わず、「保健衛生上危害を生じる恐れがある」というほぼ1点で有罪にしてしまった。
彫り師に医師免許を求めるというのは事実上、その職業を認めないということです。
判決の書きぶりからは彫り師なんかいらないし、タトゥーを入れる人もいなくなればいい、という偏見が透けて見えました。
嫌いな人がいる以上、そうした不快感とも共存しないといけません。
私だって最初はタトゥーを入れた人のことを怖いと思っていました。
でも彫り師さんを弁護することになって、たくさんの彫り師に会い、タトゥーを入れてもらった人にも話を聞いて、考えが変わりました。
例えば、耳の後ろに父親の命日を彫っている女性がいました。
お父さん子だったから、一緒に生きていく気持ちで入れたと。
両腕の内側に子どもの名前を1人ずつ彫った男性は、離婚して子どもと毎日会えなくなり、いつも両腕で子どもたちを抱っこしていたから、ふたりを感じたくて彫ったそうです。
もちろん安易に入れて後悔している人もいたけど、一生残るものだから、すごく思いがある人が多いんだなと。
ぱっと見で怖いというのは思い込みだと気付かされました。
ただ、「怖い」「不快」というのも自然な感情です。無視していいとは思いません。
なるべく見せないようにする配慮は振る舞いとして必要でしょう。
先ほどの女性は髪で隠れるように耳の後ろに入れたし、手首まで入れているような人は夏でも長袖を着る、ということもしています。
嫌いなら嫌いでいいけれども、地裁判決のように排除するのは行き過ぎだ、ということです。
逆転無罪とした今月14日の大阪高裁判決は素晴らしい内容でした。
タトゥーの歴史に目を配り、彫り師の訴えに耳を傾け、「反社会的職業ではなく正当な職業活動」とまで言ってくれた。
偏見によらず、積み重ねた事実と主張をきちんと評価してくれた結果だったと思っています。
最近、温泉などで「タトゥーはシールで隠して下さい」という所が増えました。
来年のラグビーワールドカップでは、統括団体が来日する選手にジムやプールなどでは隠すよう求めたという報道もありました。
「やっぱりタトゥーはダメなんだ」という受け止めもありますが、私はむしろ、一歩前進と感じています。
だって、「隠すんだったらいいよ」ということでしょう。
少しずつですが、共存の動きが広がっている。これでいいんです。
人の意識は、ちょっとずつ変わるものだと思っています。
外科医でタトゥーの除去手術も手がける東京イセアクリニック総院長・吉種克之医師に聞きました。
2日に1回ほど、タトゥーの除去手術をしています。
麻酔をして、レーザーを照射したり、皮膚を切り取ったり。レーザーで焼く手法は薄くぼやかすだけで、完全には消えません。
依頼の8割方は切除術です。傷痕はどうしても残りますが、色素の入っている脂肪の部分まで切り取ってしまうので、絵柄の部分は完全に消すことができます。
とはいえ、費用は手首を1周するぐらいの数分で終わるものでも10万円ほどかかります。
背中一面のような大きなものは、10回ぐらいにわけてやる場合もあります。いずれにしても気安いものではありません。
患者さんは20~30代の男女が多く、海外に行ったときに「開放的になって入れた」という人が目につく。
日本に戻って、様々な場面で課題にぶつかったと。
就職するのに身体検査があるとか、結婚相手の親が「消さないと結婚させない」とか、「ママ友とプールに行きたいから」とか。
彼らと接していると、日本社会で刺青を入れることのリスクの多さを感じます。
入れるのも取り除くのも痛みだってあるし、色素によってはMRI検査のときに患部が見えなくなるというケースもあり得ます。
自分の人生だから大丈夫なんだと考えても、いずれハンディキャップになることがある。
そうした現実とリスクも知った上で、入れるべきか決めたほうがいいと思います。
寄せられた声の半数超は「怖い」「不快」という否定的なものでしたが、当事者からも意見や体験が届きました。その一部を紹介します。
●「鮮やかな彫り物はヤクザ、威嚇している、脅している、怖いというイメージに直結します。子どもの頃に得た感覚で、入れ墨を入れるのは『激痛に耐えた人』として、ヤクザとして箔(はく)がつくものなのだと思っています。今は技術が進歩して昔ほど痛くないのか? もし、一般人が激痛に耐えて入れているのだとしたら、その異常さがちょっと理解できないことから、異質なものを見る目になってしまいます。何となく気楽そうに入れている外国人のものを見ると、『本当の入れ墨?それともシール?』と、そこもすごく疑問です。一生消せないものなのか、シールみたいな気楽なものなのか、なんとも実態がよくわからないものなのです」(神奈川県・50代女性)
●「両腕や背中に大きめのタトゥーが入っています。デザインを学ぶために20歳でフランスに留学して、最初はお守りのつもりでした。その後デザイナーになり、仕事への覚悟を示したものや、亡き友人を思って入れたものもあります。向こうでは一度も不自由を感じたことはありませんでしたが、数年前に帰国してからは違います。レストランで席についた時、袖からはみ出たタトゥーを理由に追い出されたことがありました。店員の方は『決まりですので……』の一点張りでした。『ルールだから』と言うなら、なぜそうなのか、どんな意味があるのか、理由を教えてほしいのです。日本人は『こうあるべきだ』という価値観に取りつかれているように感じます。海外で入場拒否をする施設があれば、人権と差別の問題になります。グローバル化のなか、国際レベルで人権を考え直す時期を迎えているのではないでしょうか? 増え続ける外国人観光客、ラグビーW杯や東京オリンピックなどで日本を訪れる選手や観客が日本人のおもてなしを満喫し、人を見かけで判断しない、偏見のない日本のイメージを世界に広げてもらえることを期待しています。タトゥーの入っている人も、そうでない人も、自然に生活できる日本になることを願っています」(東京都・50代男性)
●「子ども4人と夫の6人家族です。結婚して長男を産んだときに、左腕にひらがなでその子の名前を彫りました。昔から刺青に興味があったし、子どもを大切にしようという思いも込めました。4人目の出産まで、同じように彫りました。困ったのは子どものプールです。いまのようなラッシュガードがなかった頃は、Tシャツを着て入っていました。スーパー銭湯のようなところでは、1回だけ入浴を断られたことがあります。友達で離れていく人はいませんでしたが、パートをしていた会社では、着替えの時にほかの社員に見つかって、社長から解雇を言い渡されました。さすがに抵抗しましたが、日本ではまだまだ仕方がないかな、とも思います。いままでは任俠(にんきょう)の人が入れてきた、という風潮がありましたので。私自身は、見た目はぽっちゃりした普通のおばちゃん。刺青を入れているようには見えないはずです。いま4番目の子どもが公務員になるという話が出ているので、知られたらやばいかな、とも思い始めています。もし不利になるようなら消すつもりです。刺青を入れるなら、この国ではまだ、その弊害も考えておいたほうがいいと思います」(群馬県・40代女性)
彫り師の男性が医師法違反で摘発されたと知ったのは、大阪で裁判を取材していた3年前のちょうど今ごろ。
一瞬、背中一面に派手な図柄を入れたこわもてを思い浮かべました。
会ってみると、物腰も言葉遣いも柔らかい、細身の好青年で驚きました。
「もちろん、勇気がいりましたが……」。
略式起訴されながら、職業人生をかけて罰金30万円の命令を拒み、自ら正式裁判に臨むと語る姿に接し、自分の偏見を反省しました。
分からない、知らないことをいいことに、相手を一方的に評価する。
そんな現象が、タトゥーをめぐる議論には特にわかりやすい形で表れます。
社会のありようを浮き彫りにする、フィルターでもあると感じました。
入れ墨と刺青とタトゥー
「刺青」「入れ墨」「タトゥー」……。日本では様々な呼び名があります。
古代には体に入れたものを「文身(ぶんしん)」、顔に入れたのを「黥(げい)」と書きました。
「彫り物」「倶利迦羅紋々(くりからもんもん)」といった俗称もあります。
江戸時代には、刑罰を科せられた者の目印として顔や腕に入れた墨を表す場合に「入れ墨」と書きました。
明治時代になって文豪・谷崎潤一郎が小説「刺青(しせい)」を発表してから、「刺青(いれずみ)」と表記されるように。
海外のようにファッションとして入れる文化が広がってからは、英語表記の「タトゥー」が使われるようになりました。
一般にタトゥーと呼ぶと、欧米式のタトゥーマシンによるワンポイントの「機械彫り」、入れ墨と書くと手作業による昔ながらの「和彫り」をイメージする人が多いかもしれませんが、本質的に違いはありません。