4日本国内

菅野泉 逮捕 殺人未遂

26日正午頃、岩手県奥州市の民家で、63歳の菅野泉が兄を刃物で突き刺す事件があった。
警察は、菅野泉を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、動機などを調べている。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、奥州市江刺広瀬の無職・菅野泉容疑者(63)。
菅野泉は、26日午前11時50分頃、自宅で同居する兄(66)の背中を刃物で突き刺し、殺害しようとした疑いが持たれている。
警察などによると、近くに住む人から「刃物で刺されている」と消防に通報があり、菅野泉は現場に駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。
警察の調べに対し、菅野泉は容疑を認めているという。
菅野泉の兄は背中を1か所刺されていて、病院に搬送されたが、意識はあるという。
菅野泉は兄と母と3人で暮らしていて、警察は、兄との間のトラブルの有無などを含め、犯行の動機を調べている。
 

イスマイル・アニッセ 逮捕 パソコン壊す

九州大学の研究室のパソコンなどに塩水をかけて壊したなどとして、福岡県警西署は26日までに、研究室に派遣されていた理化学研究所のフランス人研究員、イスマイル・アニッセ容疑者(33)=福岡市西区富士見2=を電子計算機損壊等業務妨害などの疑いで逮捕した。
同署によるとイスマイル・アニッセは「間違いない」と容疑を認めている。
イスマイル・アニッセの逮捕容疑は3月31日午前9時ごろから午前11時ごろまでの間、西区の九大伊都キャンパスの研究室で、7台のパソコンなどに塩水をかけデータを壊し、研究室の業務を妨害するなどした疑い。
同署によると、イスマイル・アニッセは「昨年秋に他の研究員とトラブルがあった際に先生が守ってくれなかった。その仕返しでやった」と話している。
大学から被害届があり、防犯カメラや入室記録の解析を進めていた。

土井隆弘 逮捕 特殊詐欺の「かけ子」

走行中の車内から特殊詐欺の電話をかけたなどとして、大阪府警捜査2課などは26日までに、詐欺未遂容疑で、住所職業不詳、土井隆弘容疑者(24)ら少年1人を含む男3人を逮捕した。
特殊詐欺の「かけ子」土井隆弘は認否は明らかにしていない。
土井隆弘ら3人は特殊詐欺の「かけ子」グループとみられ、摘発を逃れるため車で全国を移動しながら携帯電話で詐欺を仕掛けていたとみて、府警が実態を詳しく調べる。
特殊詐欺の「かけ子」土井隆弘の逮捕容疑は25日午後2時ごろ、東京都世田谷区の80代女性に孫を装って電話し、現金500万円やキャッシュカードをだまし取ろうとした疑い。

迫田歩 逮捕 三原市秘書広報課広報係長

個人情報などが書かれた紙をまいたとして、広島県警三原署は23日、名誉毀損(きそん)容疑で、広島県三原市秘書広報課広報係長迫田歩容疑者(45)=同市宮沖=を逮捕した。
三原市秘書広報課広報係長・迫田歩は容疑を認めているという。
三原市秘書広報課広報係長・迫田歩の逮捕容疑は、3月下旬から4月15日の間に数回、同市内の公共施設の屋外通路で、同市に住む自営業の男性(44)の名字、携帯番号を記載し、「援助交際斡旋(あっせん)しています。お気軽にお電話を」などと印字したプリント複数枚をまいた疑い。
三原署によると、4月上旬に公共施設関係者が同署に通報。
三原市秘書広報課広報係長・迫田歩と男性は知人とみられる。
天満祥典三原市長の話「公務員としてあるまじき行為であり、深くおわび申し上げる。刑事処分などを踏まえ、厳正に対処する」

久保達也 逮捕 無免許ひき逃げ

福岡県警は23日、同県糸島市前原西1丁目の自称大工、久保達也容疑者(53)を自動車運転死傷処罰法違反(無免許)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕したと発表した。
発表によると、無免許ひき逃げ久保達也は22日午前7時50分ごろ、糸島市志摩小金丸の市道を無免許でワゴン車を運転中、学校前の信号のない横断歩道を自転車で渡っていた中学1年の女子生徒(12)をはねて左腕骨折などの大けがを負わせ、そのまま逃げた疑いがある。
県警が逃げた車の行方を追っていたところ、無免許ひき逃げ久保達也が知人に連れられて糸島署管内の駐在所に出頭。
「無免許で運転し、事故を起こして逃げたことは間違いない」と容疑を認めたため、逮捕した。

水島重慶 逮捕 静岡新聞社東部総局編集部カメラマン

沼津署と県警交通指導課は21日、沼津市内の交差点で3月、制御困難な速度で左折し、計3台を巻き込む事故を起こしたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した静岡新聞社東部総局編集部カメラマン水島重慶容疑者(27)=同市市場町6の20=が事故直前、別の軽乗用車にあおり運転していた疑いが強まったとして暴行の疑いで再逮捕した。
静岡新聞社東部総局編集部カメラマン水島重慶の再逮捕容疑は3月3日午後3時ごろ、同市内で乗用車を運転中、小山町の男性会社員(54)の軽乗用車に対し車間距離を著しく詰めるなどのあおり運転をした疑い。
同署によると、複数回パッシングしたり、クラクションを鳴らしたりするなど約700メートルにわたってあおり行為をしていたとみられる。
静岡新聞社東部総局編集部カメラマン水島重慶は「善意でクラクションを鳴らしただけだ」と容疑を否認しているという。
静岡新聞社東部総局編集部カメラマン水島重慶は同日、沼津市大岡の国道414号で乗用車を運転中、曲がりきれない速度で交差点を左折し、信号待ちしていた同市内のトラック運転手(52)の軽乗用車に衝突。
弾みで、税理士の男性(77)の乗用車など2台も巻き込む事故を起こし、男性2人の胸や首にけがを負わせた疑いで今月8日に逮捕された。
風間隆男静岡新聞社総務局長のコメント 報道に携わる社員があおり運転による暴行容疑で再逮捕されたという事実を真摯(しんし)に受け止めております。危険な目に遭われた運転者の方には心よりおわびを申し上げます。事故の被害者の方々にも改めて深謝します。一連の事実を詳細に確認した上で、厳正に対処します。

滝沢遼 逮捕 殺人未遂

20日午後8時半頃、新潟市西区五十嵐東のアパート駐車場で、車の運転席にいた40歳代の男性が近くに住む専門学校生の滝沢遼容疑者(20)に刃物で切りつけられた事件。

新潟西署は21日朝、滝沢遼を殺人未遂の疑いで緊急逮捕した。

 発表によると、男性は、滝沢遼に車のドアを突然開けられて切りつけられ、頭などを負傷し、交番に駆け込んでいた。

横田政修 横田政義 逮捕 双子の強盗犯人

3月に高知市五台山のファミリーマート高知五台山店で起きた強盗事件で、高知東署は4月20日、高知市十津5丁目の無職横田政修(44)と研磨作業員横田政義(44)の両容疑者を強盗容疑で逮捕し、発表した。
双子の強盗犯人、横田政修 横田政義は、容疑を認めているという。
署によると、双子の強盗犯人、横田政修 横田政義は3月27日午前3時10分ごろ、同店内で刃物を持って男性店員を脅し、レジの売上金や手提げ金庫にあった現金計約42万円を奪った疑いがある。
捜査では現場付近の防犯カメラから不審車両を特定し、ナンバーから政義容疑者が浮上した。
署は3月31日、高知市内で起きた別の窃盗事件で政修容疑者を逮捕した。
その際の取り調べで、双子の強盗犯人、横田政修 横田政義は兄弟で、高知市内のアパートに同居していたことが判明。
強盗事件の関連性を調べていた。
 

渡辺龍馬 逮捕 ひったくり泥棒 高齢者ねらう

20日午後、札幌市厚別区の路上で86歳の女性からバッグをひったくって盗んだとして札幌市清田区の24歳のひったくり泥棒・渡辺龍馬が逮捕されました。
窃盗の容疑で逮捕されたのは札幌市清田区の渡辺龍馬容疑者24歳です。
高齢者ねらうひったくり泥棒・渡辺龍馬は20日午後4時45分ごろ、札幌市厚別区青葉町3丁目の路上で、帰宅途中の86歳の女性に後ろから近づき、財布などが入った手提げバッグを盗んだ疑いです。
また、午後5時10分ごろには、清田区平岡公園東の路上でも散歩中の84歳の女性が男に巾着袋を奪われる事件が発生しています。
厚別区では18日にも高齢女性を狙ったひったくり事件が2件発生していて、警察は高齢者ねらうひったくり泥棒・渡辺龍馬から話を聞くなどしてこれらの事件との関連を詳しく調べています。

令和は酒の世となりぬ(1)

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▲坂本八幡宮

 
 おさい銭が激増するでしょうね
  新元号ビジネス絶好調で
 景気が良くなるかも  (^_^;)
 
新元号「令和」の引用素となった「万葉集」の「梅花の歌」が詠まれたとされる、
発祥の地、福岡県太宰府市も沸いた。
大伴旅人(おおとも の たびと)が「梅花の宴」を開いた邸宅跡とされる、
坂本八幡宮の御田良知宮司(59)は

「万葉集から元号ができて万歳、日本の誇り」

と感激した。
新元号が発表された際は、兼任している太宰府天満宮でお祭りがあったため、やや遅れて知ったという。
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その後、大伴旅人の「梅花の歌」三十二首の序文から取られたと知り、太宰府天満宮にある文化研究所で資料を調べて、改めて事実を確認したという。
そこからは、全国から取材が殺到し「(報道陣が)次から次へと来て」と、うれしい悲鳴を上げた。
坂本八幡宮は、梅の名所としても知られる大宰府政庁跡内にあり、散策コースのポイントにもなっており、休日には100~200人の参拝客がいるという。
新元号発祥の地となった今、参拝客の激増は必至だ。
御田宮司は

「既に氏子との間でも、石碑を作りたいと話が出ている」

と明かした。その上で

「1300年も前の歌、話から新元号が選ばれたのは、本当にすごいこと」

と繰り返した。
 
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讃酒 大伴旅人  吉井東人作  奈良万葉文化館蔵

 

万葉集 巻3-344 大伴旅人

「 あな醜(みにく) 賢(さか)しらをすと

   酒飲まぬ 人をよく見ば にかも似む 」

( あぁ~ みっともない!

  酒も飲まずに、賢そうにしている奴の

  顔をよ-く見たら

  ほらほら、猿に似ているぞ! )

 
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永井路子さんは

『 なんですってぇ~!

イケル口でない私としては、聞きずてにならぬ一言だ。

じゃ、私は猿似人(さるにひと)だっていうの? シツレイな!

しかし怒る気になれないのは、

彼の酒好きが あまりにも徹底しているからだ 』 

と苦笑しながらも楽しそう。

  (よみがえる万葉人 読売新聞社より)

 


 

万葉集雑歌, 作者:大伴旅人, 讃酒, 太宰府
[題詞](<大>宰帥大伴卿讃酒歌十三首)
今代尓之  樂有者  来生者  蟲尓鳥尓毛  吾羽成奈武

この世にし 楽しくあらば 来む世には 虫に鳥にも 我れはなりなむ

このよにし たのしくあらば こむよには むしにとりにも われはなりなむ
(この世で楽しく酒が飲めるなら、来世は虫や鳥になってもかまわんさ!)
 


 

万葉集雑歌, 作者:大伴旅人, 讃酒,太宰府
[題詞](<大>宰帥大伴卿讃酒歌十三首)
價無  寳跡言十方  一坏乃  濁酒尓  豈益目八<方>

価なき 宝といふとも 一杯の 濁れる酒に あにまさめやも

あたひなき たからといふとも ひとつきの にごれるさけに あにまさめやも
(信じられないほど高価な宝石よりも、一杯の酒の方がずっといいよ)
 


 

万葉集雑歌, 作者:大伴旅人, 讃酒, 太宰府
[題詞](<大>宰帥大伴卿讃酒歌十三首)
生者  遂毛死  物尓有者  今生在間者  樂乎有名

生ける者 遂にも死ぬる ものにあれば この世なる間は 楽しくをあらな

いけるもの つひにもしぬる ものにあれば このよなるまは たのしくをあらな
(どうせいつかは死ぬんだから、生きてる間は、楽しく酒を飲もうぜ~)
 


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 大伴旅人さんって
  「日本酒飲み党」の初代総裁みたいな人ですね
 けっこうな元号になりました
   令和 =冷酒でも飲んで仲良くやろうぜ!  (^_^;)
 

 
日本の酒飲み党の総裁が旅人なら、中国の酒飲み党の総裁はこの人
中国の(いや世界の)詩歌史上において、最高の存在とされています
作曲家のマーラーにも多大な影響を与えました
奔放で変幻自在な詩風から、後世に「詩仙」と呼ばれています
酒仙と呼んだ方がいいかもしれません  (^_^;)
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山中與幽人對酌 李白

 

兩人對酌山花開
一杯一杯復一杯
我醉欲眠卿且去
明朝有意抱琴來

読み

山中にて幽人と対酌す 李白

両人対酌すれば山花開く

一杯一杯また一杯

我酔うて眠らんと欲す卿且く去れ

明朝意あらば琴を抱いて来たれ

 

山中で向かい合って酒を呑んでいると、山の花が開く

一杯一杯また一杯

私は酔って眠たくなってきた。

君、しばらく帰ってくれ

明日の朝気が向いたら、琴を抱いて来ておくれ

 

 


 

月下独酌 李白

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花間一壼酒
獨酌無相親
舉杯邀明月
對影成三人
月既不解飮
影徒隨我身
暫伴月將影
行樂須及春
我歌月徘徊
我舞影零亂
醒時同交歡
醉後各分散
永結無情遊
相期遥雲漢

 
月下独酌 李白
花間(かかん) 一壷(いっこ)の酒、
独り酌(く)んで相(あい)親しむもの無し。
杯(さかずき)を挙げて名月を迎え、
影に対して三人と成る。
月既に飲(いん)を解(かい)せず、
影徒(いたづらに我が身に随う。
暫(しばら)く月と影とを伴い、
行楽(こうらく)須(すべか)らく春に及ぶべし。
我歌えば月徘徊(はいかい)し、
我舞えば影零乱(りょうらん)す。
醒(さ)むる時ともに交歓(こうかん)し、
酔うて後は各々(おのおの)分散(ぶんさん)す。
永く無情(むじょう)の遊(ゆう)を結び、
相期(あいき)す遥かなる雲漢(うんかん)に。

花の咲き乱れるところに徳利の酒を持ち出したが
相伴してくれる者もいない。
そこで杯を挙げて名月を酒の相手として招き、
月と私と私の影、これで仲間が三人となった。
だが月は何しろ酒を飲むことを理解できないし、
影はひたすら私の身に随うばかりだ。
まあともかくこの春の間、
しばらく月と影と一緒に楽しもう。
私が歌えば月は歩きまわり、
私が舞えば影はゆらめく。
しらふの時は一緒に楽しみ、
酔った後はそれぞれ別れていく。
月と影という、この無情の者と永く親しい交わりをして、
遥かな天の川で再会しようと約束するのだ。
状況
李白が宮廷を追われる直前の44歳の春に作られたとされます。
その夜、玄宗皇帝の宮殿では、たくさんの名士が集まり、ワイワイとさわがしく、
華やかにお酒や食べ物がふるまわれていました。
その中に李白はすっと抜け出します。

「けっ…俗物どもが。つきあいきれん。おい、酒」

召使の少年がトトトと一杯つぎます。
宮殿の中庭に出ると、華やかな音楽も、
人々のざわめきもしだいに遠のいていき、
ざーと心地よい夜風が吹いてきて、花が満開でした。

「ああ…落ち着く」

ふっと夜空を見上げると、月が出ています。

「これはいい。俗物どもと飲むより、
ずっとうまい酒が飲めそうだ」

李白はその場に座り込み、杯をあげて
一人詩を吟じながら、飲み始めるのでした・・・